伝え方で変わる!?「ノー」を「イエス」に変える7つの切り口

前回前々回と伝え方について投稿してきました。
伝え方で変わる!就活や恋愛の必勝法!?
お願いの答えで「NO」を「YES」に変える方法


連続で投稿してて感じるのは伝え方はとても難しいし、学ばなければならないと感じていました。

あと2回くらい伝え方に関してのコラムを書いていこうと思います。


お願いの答えで「NO」を「YES」に変える方法

最後の「イエス」に変える3つのステップの中に
「相手の頭の中を想像する」があります。


今回は「相手の頭の中を想像する」に関して深く掘り下げます。
「相手の頭の中を想像する」というのは
・相手がどんなことが好きか
・相手がどんなことが嫌いか
・相手今どんな状況なのか
など色々あります。

そこで頭の中を想像し、
「イエス」に変えることが簡単に出来る7つの切り口を紹介します。

1、相手の好きなこと

これに関しては前回のコラムで少し説明させていただきましたが、
自分の求めることをストレートに言うのではなく、
「相手のすきなこと」から作ることにより相手のメリットに変わります。

2、選択の自由

これは「相手の好きなこと」の応用版ですが、人間は「決断」が得意ではありません。
しかし、「比較」は得意と言われています。
比較を提示するだけで、人間は決断したと頭の中では錯覚します。
選択の自由を作ることよってよりあなたのお願いを受け入れられる可能性が増えます。

3、嫌いなこと回避

逆に、相手の嫌いなことから作ることも出来ます。
「こちらが嫌いでしょ、だからやらない選択をしましょう」という切り口
例)「チカン注意」
      ↓
「住民の皆さんのご協力で、チカンを逮捕することが出来ました。ありがとうございました。」

誰しも一回は「チカン注意」という看板を見たことがあると思います。
「チカン注意」だとチカンする側はあまり危機感を感じないですが
「住民の皆さんのご協力で、チカンを逮捕することが出来ました。ありがとうございました。」だと
する側に逮捕されてしまうという強烈なイメージを与えることが出来ます。

  
住民のチカンを止めたいという願いと、チカンが逮捕されたくないという
双方にとってのメリットがコトバになっていてとてもいい注意喚起になります。

4、認められたい欲

これは、相手の頭の中に「他人に認められたい」とか「いい顔を見せたい」などがある時に発揮する技術です。 

人間のDNAには、「認められたい欲」が組み込まれていて、それを満たすためにはちょっとめんどくさいことでもやろうとします。
  

「認められたい欲」を使えば、相手の気の乗り方が変わります。
最終的に出来る内容やクオリティーも高いものが期待できます。

5、あなた限定

相手が「寂しがり屋」や「自分好き」の人に効果が発揮されます。
人は「あなた限定」に弱く、「あなただからお願いしたい」など言われると断りにくくなります。

6、チームワーク化

相手が「めんどくさいと思っている」
「やる必要がそこまで見つからない」時に発揮します。

お願いを相手任せにするのではなく、「一緒にやりましょう」とあなたとチームワーク化します。人はコミュニティを大切にし、集団行動をする動物です。
※しかし、これは伝えた本人も動くことが前提になります。

7、感謝

これは、最終手段にして最大の方法で、
「ありがとう」と感謝を伝えると、ノーとは言いにくいことを昔から言われています。
感謝を伝えると伝えてくれた人に悪いことは出来ないと思うようになります。



「ノー」を「イエス」に変える技術は、相手の中にあります。

「お願い」は自分のコトバではなく、自分と相手の共作です。


今回紹介した7つの切り口を使い、相手の気持ちを考えながらコトバを作りましょう!