自分らしく自分の人生を生きて欲しい!

(フラップ株式会社  高城 良岳)





今回は西南学院大学を休学し、フラップ株式会社を起業された高城良岳さんにインタビューを行いました。高城良岳さんは起業する以前、大学生が集まってスポーツする学生団体「SPADRISH」の幹部や女子大生などがパジャマを来てファッションショーをする「pajacolle HAKATA」の副代表を務めていたりと様々な経験をお持ちです。その高城良岳さんに今やっているサービスやご自身の学生時代についてインタビューしました。

「美容に関わるすべての人を幸せにする」

ーFLAPとはどういったサービスなのでしょうか?

FLAPは「美容に関わるすべての人を幸せにする」というミッションのもとに、お客さんが髪を切るときに美容室という「場所」ではなく美容師という「人」で選び、パーソナルな予約をも可能にしたサービスです。FLAPにより、美容師とお客さんが自身の近況を交換し合い、お客さんは自分好みの美容師を見つけることができます。ありそうで無かった世界初のサービスで、美容師ユーザーと一般ユーザーでコミュニケーションを取ることも可能なので、「検索から予約し、髪を切ってもらい終わり」という流れだけで無く、「髪を切った後のケアもしっかりしてもらえる」完結しない長期的な関係性を築ける場所を提供します。


ーFLAPはいつどのようにしてサービスとして考えついたのですか?

今までのサロン探しでは値段や場所、サロンの雰囲気、クーポンの有無などが重要視されていましたが、それらよりも重要なのは美容師さんとの相性や価値観の一致です。髪を短く切られたりカラーがイメージと違ったりという想像と違った経験がお有りではないかな?と思います。その原因は今まで自分に合う美容師を探すツールが無かったからだと考えました。何を得意にしているのか理解した上で予約をすると想像と違う経験が減らせるのではないかと思います。自分に合った美容師に出会い、安心して髪を切ってもらえる環境をつくりたい。FLAPはそのような世界を目指します。

人と関わることを大事に

ー高校・大学生生活はどんな過ごし方をしていましたか?

人と関わることを大事にしていました。大学に入る前から当時流行っていたmixiで知り合った大学の先輩に誘われてSPADRISHに入っていました。大学では主にフットサルサークルで活動していました。一時はサークルをフットサルサークルの他に5つ掛け持ちすることもありました。しかし、二年生でSPADRISH一本にしました。SPADRISHで幹部としてメンバーをまとめたり企画したりするのは大変でしたけどとても楽しかったです。SPADRISHでの経験が今でも役になっています。

「聞いたことがある」より「やったことがある」の方が得られることが多い

ー自分の学生生活でやって良かった事と悪かったことは何ですか?

自分で自ら様々なことに関して動いたことはとても良かったと思っています。何か面白そうなイベントがあればすぐ参加していました。とてもフットワークは軽かったです。「聞いたことがある」より「やったことがある」の方が得られることが多く、フットワークが軽かったおかげでとても様々なことを得られたし学ぶことが出来ました。

ー今後の展望を教えてください!

今後の展望としては最初から色々勉強していても頭でっかちになるだけなのでまずは行動をしようと思っています。先に様々な経験をした方が得られると感じています。これは経営に関して勉強している学生に向けてになるのですが、なぜ経営を勉強しているかわかっていない学生が多いと感じます。


ー学生へのメッセージ

学生へのメッセージとしては、

・「学生の時は素直になったほうがいい」

・「失敗を恐れてはいけない」

・「無理やりやりたいことを見つける必要はない」の3つです。


1つ目の「学生の時は素直になっていたほうがいい」は、わからないことはわからない!と正直に言った方が良いと思います。無理に強がって分かっているフリをしていてもかえって無駄な努力をしなくてはいけなくなります。

2つ目は、「失敗を恐れてはいけない」です。失敗を恐れていても何も挑戦しないで終わるし何もしないのは本当にもったいない。誰でも失敗をします。ですが、失敗から様々なことを学ばなければ意味がありません。何が悪かったのか運営のやり方が悪かったのか、それとも集客だったらアプローチの仕方やターゲット、そもそもイベント自体が面白くなさそうだったのか失敗で得られることは多く、そこで得られたことはこれからの人生で必ず役に立ちます。

3つ目は、「無理やりやりたいことを見つける必要はない」です。大学生になり周りで学生団体を作ったり起業したりする人が出てくるかと思います。しかし無理やりやりたいことを見つける必要はないと思います。そんな時は頑張っている人の応援や手助けをすればいいと思います。応援や手助けをしていればいずれは自分の本当にしたいことが見つかります。

最後に

自分らしく自分の人生を生きてほしいです。